自身の身体を
一部異形化することにより鮫であった過去の奥義を再現している。
奥義の再現度により
異形化の深度が変わり、完全再現するとなると人の形を保てなくなる
*1。
基本的に最高でも5割程度の再現度で奥義を撃っている。
奥義のたびに靴は何処かに行くし髪留めも消えることがあるので対策を考えている。
奥義一覧
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『疑似海棲鉄壁要塞修羅』
手が覚えている、脚が覚えている。
痛覚が、味覚が、触覚が、嗅覚が、聴覚が、視覚が、全てを覚えている。
血を、肉を、欲する身体は人ならざるものに蝕まれていく。
『疑似海棲鉄壁要塞修羅【アイシクルシャーク:シュラ】』
追い詰められた獣は何をしでかすかわからない。
彼女もまた、そんな哀れな獣の慣れ果てなのだ────。
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『修羅開海』*2
漣、白波、別つ凪
万の者物いざ帰らん たゆたふ海へと今還らん
大海に島はあらずとも白雲は立ち身は沈む
全ては母なる海のまにまに───。
『修羅開海』