アイドル煌星累の製作者。彼がトップアイドルを目指す理由はただ一つ、
復讐である。
アイドルとして活動していた兄の自殺により兄を殺したアイドル達への復讐のため、アイドル達の頂点に君臨することだけを捉えて生きている。
トップアイドルになる、そのためならばどんな手段をも選ばない。賄賂枕恐喝捏造その他諸々全てに手を出してきた。
兄に関わったアイドルは1人ずつ確実に蹴落としている。まだまだ足りない、もっと高みを目指さないと。
煌星累としての彼は、亡き兄
雨夜昴に酷似している。
累の立ち振る舞いは全て兄ならばこうする、兄ならばこうであった、兄ならばという雨夜昴を模したものであり、これは兄こそが完璧かつ至高のアイドルであったと証明するためのものである。
ただの虫(螢)である彼が輝く星(昴)を騙るために手を尽す、彼が執着しているのは煌めきのその先なのだから。
輝きを手にすることを諦めるのは雨夜螢が死んだ時、雨夜螢が死んだ煌星累はただの人形と化するだろう。
泥水を啜ってでも汚く足掻き倒しアイドルに執着する見苦しい男。
詳細設定
兄が本名で活動していた。繋がりを隠すため螢は芸名で活動している。
煌星は事務所からの提案、累は彼が決めたもの。
煌く星々へ累(災い)を齎す男。
Tollux…トップアイドルになるための足掛かりの一つと思っている。
Tolluxが結成されるまで使えそうな人間を見繕っては切ってきた累が初めて長続きしている人物が星名藍。
雨夜螢にとって星名藍、夜研自緒は使えるものであり自身のキャリアアップのための道具として見ている。
有象無象のアイドル達の中でも一際輝いていると判断しており、そのため面倒を見てきた。
星名藍のことを信頼はしていないがその技術、キャラクター性、才能を信用している。
彼には螢が行ってきた数多の不祥事をひた隠しにしている。これは罪悪感からなどではなく、不祥事の存在を知ることは雨夜螢の、しいては煌星累の弱みとなるから。
煌星累は亡き兄のように完璧で常に輝きファンに煌めきを届ける存在でなければならない、兄に弱みはない。
藍への対応はオフ時も全て煌星累であり雨夜螢がでてくることはない。
有事の際には切り捨てることも視野に入れてる、特になんの感情も抱かず切り捨てることができるが4年の労力を考えるとあまり得策ではないと思っている。
家族…両親と兄の4人家族。
雨夜昴の死により両親は螢に昴を見出した。
雨夜昴は雨夜家において大きな役割を占めていた。優秀で華がありアイドルとして人々を虜にする昴に両親は期待していた。
雨夜螢が実家に帰ることはあまりない。
煌星累となった今、螢の名が両親から呼ばれることはない。
雨夜螢…素行不良、自負心に溢れ兄想いのろくでなし。
元不良少年、戦闘技能が高く応急手当てを持っているのは素行の悪さ故。
更生したわけではなく、エネルギーの放出先が復讐心へと変化しただけなので本質は変わらない。
計算高い悪賢さと速さを活かした動きがメイン武器。
口が悪く俺様気質、自己の目的の為ならばどんな手段も問わない。
金髪が地毛だが学生時代は教師や大人たちによる指導により黒く染められていた。昔はピアス穴がバチバチに空いていた。
兄に対しての感情は兄弟愛、敬愛、或いはそれを上回る感情を有している。彼が1番頼り慕い憧憬し依存していたのが兄。
兄こそが至高のアイドルであり兄こそがトップアイドルとして君臨すべき存在であると思っている。
兄が有象無象のゴミのようなアイドル達より下にいるのが気に食わない。
つまりは超ド級クソ面倒俺様ブラコン男。
自分にメリットがあると考えた人間に対しては誰にでも懐柔しようと行動する。
その過程で性行為などがあっても構わないが受け専、普通に抱くなら女がいい。
基本的にNGはないが跡が残るものと飲むのは嫌い、やめろ。正気か?
兄以外のアイドルに存在価値はないと思っている、また兄を殺したアイドルという職種、世界、全てを憎み嫌っている。アイドルは誰であろうと全員この俺様が殺す。
ファンや他のアイドル、周りの人間への態度に変わりがないのは兄が誰にでも分け隔てなく優しく接していたことに加え無自覚ではあるが自身の関心のなさの現れである。彼の目にはファンもアイドルも大差はない、憎しみの対象でしかないので。
雨夜昴は螢との約束を一度だけ破ったことがある、それは昴の死によって引き起こされた反故であるがそれ以来、雨夜螢は出来ない約束をすることはない。
「一緒にいようって、言ってくれたのに」