あまり売れていないオカルト記者、ライター。
長く伸ばした前髪で表情が読み取りづらい、知り合いに言われたときだけ髪を切る。
ヘビースモーカー、タバコは若い頃から吸ってきており今は1日に1.2箱を吸っている。
食生活が疎かであり結構なんでもあるものを食べる。
小学生の頃に祖父母に引き取られた。
元カノに対してそこそこ重い感情を得ている。
残夏に啼く バレあり
あの夏の日に殺されたことは忘れない、あの夏の日に殺したことも忘れない。
死んでもいいと思っていたのは事実、もう終わらせたかったのも、あのサークルに居残ったのも、オフに自らの意思で死ににいったのも事実。
「でも殺されるのは違うだろう」
あの3人に対する感情を言い表すのなら。一番近いのは恐らく恨み。
彼女を殺した時は高揚した、これは自業自得だ。
自身が正しいとは思わない、自身が間違っているとも思わない。
あの時の痛みを忘れない、あの時の苦しみを忘れない。
何度死んでも生を渇望し人を食った己はどうあがいても人であるのだから。
ならば生きるしかないだろう、彼らの墓前で高笑ってやろう。
殺した人間に死を見下ろされる気持ちはどうだ、と。