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その昔、飢えに耐えきれず死んだ親を食べた子供が鬼火に取り憑かれ変化してしまった小鬼である。
今では人間だった頃の記憶は薄く、小鬼らしく常に娯楽と食を求めている。*3
記憶力に欠けており過去のことはあまり覚えていない、人の名前もあまり覚えてくれない。自身が興味を持たない事柄は忘れがちなのだ。*4

普段は人間の形をとっているが、鬼であるため小さい二本角をもっている。右側の角は過去、鬼狩り?に遭遇した際に折られそのままである。本人はあまり気にしていないどころかこの方が動きやすいとお気に入りの様子。*5

食に関しては貪欲であり、ありとあらゆるものを食そうとする節がある。小鬼として変化した後、水雲の村は彼のお腹の中へと収まってしまった。
人を喰らうことにも抵抗はなく普通に食べることができる。美味しいかと言われれば別にそういうものでもないらしい。

信念凶にしては意思疎通はしやすいが基本的な考え方は娯楽と食に飢えた小鬼であるため、人間との違いは強く感じるだろう。
また、宗教に対する固定観念はなく特段なにかを否定することもない。兎にも角にも自分が楽しくやっていられればいいのだ。

・『炎々海々珍道中えんえんかいかいちんどうちゅう』

焔々永遠燃え盛れ 我が焔は不滅にして不屈！
海はこの方見たことないが、炎の海ならご覧に見せよう！多分きっとこんな感じ！！
「一騎当千の虎さんにだって負けないっすよー！」
さぁさぁ皆様おいでませ！寄ってらっしゃい見てらっしゃい！なんとも奇妙な火吹き焔の傾奇者、焔の藻屑となるがよい！
『炎々海々珍道中』

・『焔々海々宴乱舞えんえんかいかいえんらんぶ』
炎々盛れ燃え盛れ 延々と続け炎の宴！
踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損！！
踊れや歌えの大騒ぎ　宴も酣、閻なる焔の海をご覧！
『焔々海々宴乱舞』