教会に所属するシスター、そして聖女。
物心ついた時から孤児として一人で生きてきた。正式な場に置いては教会から与えられたCruz(クルス)という苗字が使われているが本人はあまり認知していない。
世の求める聖女像に相応しく平等に慈悲深く愛を込めて迷える仔羊に主が自らを介し手を差し伸べるよう振る舞っている。
詳細設定
8歳の頃教会に保護され、10年間聖女としての教育を受けてきた。丁寧な言葉遣いに落ち着いた態度、そして万物に慈悲の手を差し伸べる姿はまさしく聖女。
そういった態度からか実年齢よりも高くみられがちなことが多い。
聖女として教会に保護される前は貧民街で1人暮らしていた。
技能の回避やナイフ、応急手当は孤児時代の名残。ジプシーの血を引くせいか手先が器用。
孤児時代の日々死の淵を歩き、飢えに喘ぐ悲惨な現状を生き抜いてきたためか、本人の素の気質としては少々ドライ。神を縋る人間と神という存在を認め信仰するも一線を引いている。
全ての民に神のご加護があらんことを。
聖女である彼女には迷いはなく、人々を導く太陽。しかし聖女ではないアビゲイルを知るものは少ない。彼等が求めているのは孤児ではなく聖女なのだから。
聖女として教会に保護されるまでは人間としての扱いをされてこなかったため聖女である自分以外に対して価値がないと思っている。
頭の回転の速さと聖女教育による知識、持ち前の器用さを発揮し今の聖女像がつくられた。
自らの役目を果たせるよう努めるも心のどこかでは自分自身を殺さないでいる。彼女もまた迷える仔羊なのかもしれない。
恋愛ごとには縁がない、禁欲的な生活と俗世界の生活どちらも経験があるためかいわゆる0か100しか知らない状況。
仮に恋心を向けられたとしても聖女であるアビゲイルは上手くあしらうことができる。それは聖女のあるべき姿であるためであり、アビゲイル本人が言い寄られた場合は対応策がわからない。そういうところに隙が生まれるんだぞ。
X2吸血鬼×聖女 シナリオバレ
聖女であり続けなければならない自分にアビゲイルという本質を見つけ、聖女ではなく自分自身を欲してくれたギルフォードの事を心から愛している。
彼により聖女アビゲイルは死んだ。彼女の足枷は外れ夜空へと放たれた。
例え太陽が昇らずとも月は私達を照らすでしょう。貴方と見る世界は何処へ行こうと輝いているのです────吸血鬼化。
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