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「というわけです」
リメルという設定でアイドル活動している比良坂機関のシノビ、王イーサンは男である。
元々は変装術の部門に入ったが上層部が視察した際その完成度から本人自体を女装させアイドル活動させることとなった。
潜入する事務所柄男性アイドルよりも女性アイドルとしての方が潜入がしやすかったため女装させられているが別に女装趣味があるわけではない。

リメルとして活動する際は完全に元の人格を捨て切り替えているが二重人格や別人といったことではなく単純に頭のスイッチを切り替え演技しているだけ。記憶が別ということはない。
一瞬で切り替わることができるためそこそこ切り替わる瞬間を見ていると怖い。

リメル時はアイドルとしての行動に引っ張られがちだが、イーサン時は機関に忠実かつ苦言や文句を言いながらも仲間を見捨てられないタイプ、案外苦労人気質なところもあるかもしれない。